2022年12月17日

子どもたちから学ぶ

皆さん、こんにちは。

最近、私の教室では、ヴァイオリンを学びに来てくださる人生の先輩方も増えているのですが、小さな子どもたちも増えてきています。

人生の先輩方から学ぶことも沢山ありますが、子どもたちから学ぶことも多々あります。

生徒さんの中には、「今弾いている曲を終わらせて早く次の曲に行きたい」と思う方が割と多いと思うのですが、この間レッスンに来られたお子さんは「そんなに早く次に行かなくていいから、ゆっくりやって楽しみたい」と言われました。

それを聞いて、「おおーるんるん」と感動してしまいました。

また、長い間、ずっと同じ課題に取り組んでいるお子さんが、何度も練習して弾けるようになった時に、「うわぁ、今楽しかったぁ揺れるハート」とニコニコ顔しているのを見て、

また、「おおーぴかぴか(新しい)」と感動してしまいました。

今の課題をクリアして、早く次に行きたい、早く〇がほしい、と言われることも多いので、知らない間に私自身が「生徒さんはそう思っているだろう」と思い込んでしまっていたかもしれないと、反省しました。

一生懸命練習をして、早く好きな曲が弾きたいと進んでいくのも1つの道だけど、こんな風に楽しみながら、じっくりと取り組めることって、その体験自体がとても大切なことですよね。。

これまた自分を振り返り「私は楽しんで学んでいるかな?」と内省してみたりしました。

大切な気づきをありがとう〜黒ハート



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posted by YUKI HIRANO at 19:36| レッスン

2020年08月19日

発表会その後

皆さん、こんにちは。
このところ、ホット晴れな毎日ですね〜

8月の頭に終了した発表会ですが、あれから2週間が経ち、調子を崩している方がおられないようで、少しホッとしています。(ホット と ホッと は、ダジャレじゃないですよあせあせ(飛び散る汗)

そして、驚くことが!!
発表会に初めて出たお子さんが、その時に他の人が弾いた曲が好きになり、それを弾けるようになりたいと猛練習をし始めたそうで、、、先日のレッスンでは別人になっていました目

そのお子さんは、まだ楽譜も読めないので、彼女にわかる楽譜を作っているのですが、その曲は本来、数年先に弾けるかな?というような曲だったのに、もう曲の半分、弾けるようになっていました!発表会の曲をやるまでは、全く家で練習したことがなかったのに〜わーい(嬉しい顔)

発表会では時々そういうことが起こるのですが、子どものやる気は凄いなぁ〜と、彼女の行動力に励まされ、私も来月のコンサートと瞑想セミナーの練習に取り組んでいます。

そんなことを思っていたら、この間来られた大人の方も、「2年後の発表会は、ちょっと背伸びをした曲をしたいと思って・・」と、これまた数年先に弾けるかな?というような曲の楽譜を、数曲持ってこられましたダッシュ(走り出すさま)

皆さん、スゴイですexclamation×2

こういうお声を聞くと、このような状況の中で迷いながらの開催でしたが、発表会をやってよかったな・・・と心から思います。もちろん、皆さんが無事であったから、このように思えるのですが。。

発表会が終わったばかりなのに、もう2年後を見据えて練習を始めた生徒さんたち。
それぞれの皆さんの目標に向かって、また、やっていきましょうねぴかぴか(新しい)




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posted by YUKI HIRANO at 22:11| レッスン

2020年06月23日

発表会に向けて

皆さん、こんにちは。
少しずつ、人の動きが出てきましたね。

今月末からは、私も、ソーシャル・ディスタンスを保ちつつ、対面レッスンを再開し、8月2日には、大きな多目的ホールを借り、生徒さんを2つのグループに分けて、完全入替制で発表会を行うことにしました。

一度は延期と決め、例年使っている会場をキャンセルしたのですが、大阪の状況を踏まえ、やるなら今しかない!と急に決断したので、生徒さんの反応は「えーーーーexclamation×2」だったと思いますあせあせ(飛び散る汗)

急展開した大きな理由は、参加者には受験生がいて、この発表会を最後に、少しお休みする予定だったから。。彼の演目は即興で、自分の描いた畳一畳分くらいの絵の前で、演奏をすることになっています。なかなか思うようなイメージに演奏が追い付かないらしいのですが・・・かといって練習しているのかというと、多分していないような気が・・・ふらふら

どんなイメージなのかを尋ねると、「もっと切ない感じで」なのだそう。その言葉に心を動かされましたよ。。思春期で、母親とは言葉もまともに交わさないような少年が、「切ない感じで弾きたい」と言ってくれることに感動し、ありがたいなぁと感じました。

元々、自分の世界を持っている彼で、無意識の中にあるものをアートで表現していると感じています。彼の絵は、「これを描こう」と思って描くのではなく、どうなっていくのかわからないけれど、描いているうちに、段々と何かができていくのだそうです。これって、アートセラピーでやっていること、そのものじゃないかと。。そして、そこに表れている彼の世界は、誰がなんと言おうと、とてもとても美しいのです。私の心に伝わってきます。なんとか、この絵のイメージを音でも表現できるとよいのですが・・・。

というか、まだ絵は仕上がっていなくて、間に合うかどうかわからないらしいあせあせ(飛び散る汗)まぁ、そういうもんですよねー(笑)

色々な心配もありますが、このまま感染者が増えないことを祈りつつ、あとひと月、皆さんのお尻をぺんぺんしていこうと思っています。




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posted by YUKI HIRANO at 15:57| レッスン