先日、吹田市立千里丘市民センターにて「ヴァイオリン・フィドル・合奏発表会」を開催しました。

これまでコロナ禍で色々と制限がありましたが、今年は6年ぶりに、出演者全員での発表会

久しぶりに集合写真も取りました。子どもたちが、カメラではなくお母さんのほうを向いていますが

ご出演の生徒さん、聴きにきてくださった皆さま、椅子並べや写真撮影、片付けなどのお手伝いをしてくださった皆さまに、感謝の気持ちでいっぱいです

私の教室では、演奏前にMCをしてもらうのですが、コロナ禍では同じマイクを使うことや近づくことを避けるために、私が皆さんが書いたメッセージをお読みしていました。
今年は久しぶりに、皆さんの声と言葉で伝えてもらったのですが、これがまたよくて、、、「演奏より緊張する」「苦手だからやりたくない・・・」と言っていた人たちも、みんなお話してくれました。やはり、ご本人の声と言葉は、ダイレクトに伝わってきますね。
子どもたちは何をしゃべっても可愛く、笑いもとってくれ、大人の方たちは、それぞれの人生で感じているプロセスを話され、横で聴いていて心が震えました。
演奏のほうも、皆さん、それぞれに精一杯の演奏をされました。
聴きに来られていた方々も「他のお子さんたちの成長も見られてよかった」「心に感じるものがありました」「大人の生徒さんのお話や演奏される姿をみて、私も何かしたいという気持ちになりました」と言っておられました。
なかなか弾けるようにならなかったり、音符を読むのに苦労したり、人前に出るのが苦手だったりして、「発表会が終わったらやめるかも・・・」と言っていた子どもたちも、頑張れたことが少し自信につながったのでしょうか。「やっぱり続ける〜」ということで落ち着きました

朝から夕方まででしたので、子どもたちは最後までホールにいる体力がないかなと思っていましたが、最後まで残ってくれた子どもたちもいて、嬉しかったです。
苦手なことに挑戦する勇気や、出来ないところを繰り返し練習して、出来るようになった体験、人に聴いてもらえる嬉しさや緊張しながらも弾ききることなど、これらの経験自体が、ヴァイオリンのことだけではなく、これからの皆さんの力と支えとなってくれることを願っています。
平野有希のHP:https://y-hirano.skr.jp/