いよいよ来週5/19(日)、ヴァイオリン・フィドル・合奏コースの発表会です。
先日、ピアノの先生に来ていただき、教室をステージに見立てて、本番のようなつもりで伴奏合わせを行ったのですが、お子さんから大人まで、ほとんどの方が緊張されていて、これまで弾けていたところが弾けなくなったり、演奏の速度(テンポ)がとても速くなったり、演奏前に少しお話してもらうのですが、小さな声しか出なくなったりと、色々なことが起きていました

大人の生徒さんには、もう少し出来そうなことがある方には最後の練習ポイントを伝え、落ち着くことが必要な方には落ち着く方向へと導き、あとは体調に気を付けて本番に臨んでいただくだけとなりました。
子どもたちには、画用紙で作った階段を上がってきてもらうところから始まり、お辞儀して、お話してもらってから(私の教室ではMCをしてもらっています)演奏、終わってお辞儀して、階段を下りて座席に戻る一連の動きを練習してもらったのですが、
お子さんが自分で考えた文章はどれも愛らしく、私がインタビューして答えてもらうスタイルでは、意表を突くお答えもありで、とても面白かったです。
今年は、最近入会された方や興味を持ってくださった方も、聴きに来てくださるようで、賑やかな発表会になりそうです

私の教室は、コンクールや専門家を目指す教育ではなく、それぞれの生徒さんが音と関わることを楽しんだり、ちょっと冒険をするように挑戦したり、上手くいかず葛藤したりする経験も経ながら、自分を育てていく過程を大切にしています。
その過程で培われることはヴァイオリンだけではなく、その人の人生の様々な面に表れてくるものだと思います。皆さんのそのプロセスを感じながら、発表会での演奏を味わいたいと思います。(私自身も、司会進行や調弦、譜面台の出し入れ、譜めくり、演奏など、ドタバタですが、楽しむゆとりを持って臨みたいです!)
平野有希のHP:https://y-hirano.skr.jp/