先週末、久しぶりに、対面の音楽講座を開催しました。(いつものように、写真を撮り忘れました

コロナ禍以前は、全て対面で行っていたのですが、なかなかグループで集まりにくい状況になった時に、オンラインで出来る講座はZOOMで行うことにしたので、対面で行う講座は今のところ年に1、2度程度なのです。
今回のテーマは、演奏をする上での体の使い方や、日頃の練習前後に行うとよい体の準備、人前で緊張したりする時に役に立つ、上がった気を下ろす方法などを、実際にご一緒にエクササイズしながらやっていきました。
実はこの内容は、以前オンラインでも一度開催しているのですが、もう一度やってほしいというリクエストがあり、ちょうど今年5月に、ヴァイオリン・フィドル・合奏の発表会があるので、それに向けての準備にもなるのでは?と、このタイミングで行うことにしました。
再受講+新規の受講者7名の方がヴァイオリンを持ってご参加くださり、幾つかの体のエクササイズをする前後で楽器を構えて音を出してみて、体感の変化などを確かめました。
長らく楽器はご無沙汰という方もご参加くださいましたが、楽器を構えたり、ロングトーンを弾いてみたりしながら取り組まれました。
あっという間に時間が過ぎてしまい、2時間の講座が3時間になってしまいましたが、みんなで体を動かす時間は、なかなか楽しかったです!(私だけ?)
皆さんからは、「楽器を安定して構えられるようになった」「以前より楽に、弓の元のほうまで使えるようになった」「シフティング(ポジションを上がり下がりすること)が力を抜いて素早く行えるようになった」「楽器の音が響くようになった」「体が軽くなったみたい」とのお声が

正直なところ、この1日で翌日から出来るようになるというものではないですが、お伝えしたことを持ち帰って、ご自身で日常でやっていただくことで、演奏に活かすことが出来るようになっていくと思います。
ぜひ、1つのエクササイズだけでもいいので、続けてやってみてくださいね

対面講座では、このような内容の他、実際の弓の使い方や左手の使い方など、ヴァイオリンを弾く上でのエクササイズを行ったり、音楽(曲)を理解するための簡単な理論をご一緒に実践しながら学んだり、音楽を表現する時に大切なイメージについて「アート」を用いて、自身の内側から引き出してくるワークを行ったりしています。
来月4/28(日)の13:00〜14:00に、「アート」を用いたイメージを引き出すワークを行います。今弾いている曲や、弾いていなくても何かの曲についてご自身のイメージを探ってみたい方は、どうぞご参加ください。
「アート」というと、皆さんちょっと構えられるのですが・・・

小さな子どもが落書きしているような感覚で手を動かすだけですので、どなたでもできます。ただ今回は、何かの曲のイメージを探っていきますので、そのような曲を1曲決めてご参加ください。ヴァイオリン以外の楽器の方でも受講していただけます。詳細はHPのイベントページに掲載いたしますね。
音感やリズムなどのソルフェージュ的なトレーニングや、受講者の質問にお答えするような講義形式のものに関しては、毎月1回土曜日に午前中にオンラインで開催しています。
オンライン音楽講座では、受講される方のレベルで可能なことに取り組んでいけるように考えますので、初めての方もご興味があれば、気軽にお問合せください。誰かと比較するのではなく、ご自身のペースを大切にしていただければと思います。
平野有希のHP:https://y-hirano.skr.jp/