
新しい年が始まって、早くも一ヶ月が過ぎようとしています。
昨年は、コロナ禍を経て社会全体が動き始めたので、泊りでの研修や主催する対面イベントも増え、かなり動きまわった一年でした。
移動距離もさることながら、研修などで自分が体験する内的な動きも色々ありました。
昨年10月には、4年ぶりにヨガ・オブ・ボイス(声のヨガ)の創始者、シルビア・ナカッチ(Silvia Nakkach)が来日し、長野県の原村というところで、トレーニングクラス+4日間のリトリートに参加してきました。
朝晩はダウンを着るくらい寒かったのですが、少し紅葉もみられました。
4年ぶりに対面したシルビアの声は、とても美しくパワフルで、私たちを「人間を超えた世界」へと導いてくれました。
シルビアが宇宙とつながって向かい入れた「声の世界」に自らを開き、自分を超えた世界を体験しました。
シルビアはよく「声はあなたのものではない」と言うのですが、まさにその世界へといざなわれる体験でした。
また、ヨガ・オブ・ボイスの合宿では恒例の、「声を捧げる」オファリングの時間では、事前に自分で決めたテーマで即興で声を出していくのですが、皆さんそれぞれに、その人らしさが表れていて とても美しく、皆さんをより深く感じさせてもらった時間でした。
リトリートの前日には、プラクティショナー対象のトレーニングクラスがあったのですが、個人的には、その始まりにシルビアが話してくれたことがとても印象的でした。
シルビアは戸隠にも行ってきたようですが、日本には神社が沢山ありますよね。
神社には鳥居があって、鳥居をくぐる前には私たちは一礼をしますが、シルビアから「鳥居ってどんなもの?」と尋ねられました。
参加者のお一人が、「神さまのいる領域に入る扉」だと答えてくれました。
シルビアは「そのとおり」と言い、「声は鳥居のようなもの」だと話してくれました。
鳥居の前で一礼をするように、声を神聖なものとして扱うこと、そして、鳥居をくぐるように、声のゲート(扉)を開いていくこと・・・そこからクラスはスタートしていきました。
「自分の声」だと思うのと、「声は鳥居のようなもの」と思うのでは、自分の意識や感覚が異なるのではないでしょうか?
自分の声に自信がない人も、「鳥居のようなもの」だと感じてみると、どのような感覚がやってくるでしょうか?
どのような体験になるか、是非、試してみていただけたらと思います♪
リトリートで同じお部屋になったお友達と早朝にお散歩。。霜がついた植物の皆さんが美しかったです。
お日さまが昇ってきて、キラキラしていました

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平野有希のHP:https://y-hirano.skr.jp/