2019年04月30日

植物に会いにいく

皆さん、こんにちは。
今月は
お花を見に行く機会に
恵まれましたぴかぴか(新しい)

1回目はお友達と一緒に
池田のお寺と植物園に
(写真はうまく撮れてませんあせあせ(飛び散る汗)

2回目はある植物観察会に
参加するために
京都の植物園に。。

観察会.jpg

この植物観察会では
ゲーテの植物観察の仕方で
「植物をそのまま観る」ということを
行います。

お花だけではなく
茎や葉はどんな風になっているか
どのくらいの大きさで
どのような手触りか

お花も花びらは何枚か
どのような形になっているか等を
観察していきます。

私は観察や分析することは
苦手なのですが
植物をそのまま観察するということや
人と仲良くなる時のように
植物に会いに行くことって
音楽を演奏する時にやっていることと
似ているなーと思いました。

音楽を演奏する時
ただ単に楽譜の音符の音を出すだけでは
表面をなぞっているだけであって
音楽の本質ではないと感じています。

その曲を自分がどう弾きたいとか
どう感じるかということは
勿論あるのですが
それを一旦横へ置いておいて
作曲者がいれば
その方のことを調べたり
その方が生きていた時代背景を調べたり
その方が生きていた国を訪れたり
その作曲家が作った他の作品の
楽譜を見たり、音楽を聴いたり
その楽譜に何が書かれているかを
じっくりと観察したり
そして、それらと共に音を出しながら
少しずつ少しずつ
作曲家やその曲と仲良くなるように
距離を縮めていく作業を行います。

すっと仲良くなれるものもあれば
とても努力を必要とするものもあります。

そのようにして本番に臨む時
本当に稀ですが
とても素晴らしい体験ができることがあります。
それは「何か」とつながる体験です。

植物との関わりも
なんだかこういうことと
似ている感じがしました。

今回はスターオブベツレヘムの
観察を行ったのですが
このように時間を持って植物と接すると
特別なお花に感じられます。

何かとの関係を築く
誰かとの関係を築く・・・

昔はそれがとても苦手だったし
どうしたらいいのかも
わからなかったように思います。

でも今は
そういうプロセスが好きです。

帰りがけに
こんな方にも
お会いしました。

ネギ.jpg

チューリップ.jpg

また、会いにきます。



平野有希のHP:http://y-hirano.skr.jp/
障がいをお持ちの方への音楽アトリエ:http://y-hirano.sakura.ne.jp
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posted by YUKI HIRANO at 23:54| 日々の出来事

2019年04月22日

表現教室を始めます

皆さん、こんにちは。

この度「自己表現教室」を
始めることにしました〜ぴかぴか(新しい)

音楽をやっている方も
やっていない方も
どなたでも来ていただけます。

「自己表現」という言葉は
「自分を表現する」という意味で
使われることが多いかもしれません。

私にとっての「自己」は
私たちが自分自身と向かい合い
自分を不自由にしている様々なことに気づき
不要なものは手放していったり
勇気を持って自分の課題に挑戦していくことで
「私とは誰なのか?」
「私は何者なのか?」を
思い出していくプロセスの先に
あるものなのです。

その意味において自己表現は
「わたしの魂の表現」と
言えるかもしれません。
そして、それは全ての人の中にあり
とても美しく
唯一無二のものなのです。

この「自己表現教室」では
そのプロセスを一歩一歩行っていきます。
まずは、今の自分の状態に気づき
それを認め、受け入れるところから
冒険の旅は始まります。

「思いはあるのに、うまく表現できない」
「もっと積極的に人生を生きたい」
「自分と向き合って、自分を変えたい」
などの課題をお持ちの方や
「より自由になりたい」
「自分らしく生きたい」
と思っておられる方は
HPをご覧になっていただき
どうぞ気軽にお問い合わせください。
http://y-hirano.skr.jp/

私自身のことになりますが
私にとって「表現する」ことは
子どもの頃からのテーマでした。

本当の自分の気持ちを言えば
周囲と摩擦が起きたり
人が困るのではないかと思い
それを避けるためには
人に合わせなければいけない。
そんな葛藤の日々だったように
思います。

頑固な私の場合は
合わせているつもりでも
合わせきれない部分が
多々露呈していたと思いますが〜わーい(嬉しい顔)

当時は、自分が黙っていればいい
自分が我慢していればいいと
思っていましたが
違いました。

それでは自分が生きられないのですね。
そんな生き方を続けているうちに
自分が何を望んでいるのか
自分は何を感じているのかさえも
わからなくなってしまいました。
私は行方不明になりました。

でも、私の中の深い部分では
ちゃんとわかっていたんですね。
そんな私に「こっちだよ」と
微かなサインを送ってくれていたと
思います。

霧の中、どこに行けばいいか
わからなくなってしまい
半ば自暴自棄になっていた私に
ふと、ある考えが降ってきました。

それは
「私たちはみんな、つながっています」
「心の中に感じたこと、頭で思ったことは
他のみんなと影響しあうのです」
というような内容でした。

それは、インスピレーションのように
瞬間的に降っておりてきたのですが
なぜか私には「それが真実だ」
という感覚がありました。

そのようなつながりがあるならば
黙っていても、合わせているつもりでも
実は、それが表わされていて
他の様々な存在と影響しあっているのだと
思いました。

そして、自分の思うこと、考えることには
「自分だけがよければいい」
ということなど1つもなく
そこには自分が発するという責任が伴うと
感じました。

この日のこの一瞬の出来事で
見える景色がまるで変わりました。
それは比喩ではなく
本当に目に見える景色が
変わったのです。

あんなに長くずっと苦しかったのは
何故なんだろう?と思う位に
生きやすくなりました。
一瞬で、このような状態に変化することも
体験を通して知りました。

もちろん、実際にはここから
色々なことをリハビリしたり
色々なことに挑戦していくことが始まるのですが
それは、これまでのように
辛く、苦しく、希望のない道ではなく
自分を癒す道であり
自分を成長させる道で
生きていることを
より実感する旅となっています。

これからも旅は続きます。
一緒に旅をしてみませんか?



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posted by YUKI HIRANO at 11:30| レッスン

2019年04月12日

生まれたての感覚

皆さん、こんにちは。

今月から独立して
教室運営を行うことになりましたが
とても自由になった感じがあります。

何をしてもいい
何をしても
自分に返ってくるだけ
だから、やりたいことをしよう

そんな、とてもシンプルな
自分自身の立ち位置に
戻ってきたように思います。

そんな感覚は
ずっと昔に
忘れてしまっていたような
気もします。

数年前から
私のある部分が
「わたしを生きたい」って
言ってたんです。

それが最近は
叫び声に変わっていましたあせあせ(飛び散る汗)
「魂の道を生きたい」と
言っていました。

本当に、本当に
それが今の私の願いなのだなと
思います。

4月になり
何でもやりたいことが出来る
状態になった今は
その叫び声はなくなりました。

ヴァイオリンやフィドルの
レッスンについても
もっと自分らしい
やりたい形があります。

音、音楽というものが
それを奏でる人と共に
存在しているような・・・

その人自身の「声」で
あるような・・・

そういう音、そういう音楽を
実践しながら
伝えていきたいのです。

まずは、発信するところから
ですね(笑)



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posted by YUKI HIRANO at 11:59| 日々の出来事