今月は
お花を見に行く機会に
恵まれました

1回目はお友達と一緒に
池田のお寺と植物園に
(写真はうまく撮れてません

2回目はある植物観察会に
参加するために
京都の植物園に。。

この植物観察会では
ゲーテの植物観察の仕方で
「植物をそのまま観る」ということを
行います。
お花だけではなく
茎や葉はどんな風になっているか
どのくらいの大きさで
どのような手触りか
お花も花びらは何枚か
どのような形になっているか等を
観察していきます。
私は観察や分析することは
苦手なのですが
植物をそのまま観察するということや
人と仲良くなる時のように
植物に会いに行くことって
音楽を演奏する時にやっていることと
似ているなーと思いました。
音楽を演奏する時
ただ単に楽譜の音符の音を出すだけでは
表面をなぞっているだけであって
音楽の本質ではないと感じています。
その曲を自分がどう弾きたいとか
どう感じるかということは
勿論あるのですが
それを一旦横へ置いておいて
作曲者がいれば
その方のことを調べたり
その方が生きていた時代背景を調べたり
その方が生きていた国を訪れたり
その作曲家が作った他の作品の
楽譜を見たり、音楽を聴いたり
その楽譜に何が書かれているかを
じっくりと観察したり
そして、それらと共に音を出しながら
少しずつ少しずつ
作曲家やその曲と仲良くなるように
距離を縮めていく作業を行います。
すっと仲良くなれるものもあれば
とても努力を必要とするものもあります。
そのようにして本番に臨む時
本当に稀ですが
とても素晴らしい体験ができることがあります。
それは「何か」とつながる体験です。
植物との関わりも
なんだかこういうことと
似ている感じがしました。
今回はスターオブベツレヘムの
観察を行ったのですが
このように時間を持って植物と接すると
特別なお花に感じられます。
何かとの関係を築く
誰かとの関係を築く・・・
昔はそれがとても苦手だったし
どうしたらいいのかも
わからなかったように思います。
でも今は
そういうプロセスが好きです。
帰りがけに
こんな方にも
お会いしました。


また、会いにきます。
平野有希のHP:http://y-hirano.skr.jp/
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