2020年06月23日

発表会に向けて

皆さん、こんにちは。
少しずつ、人の動きが出てきましたね。

今月末からは、私も、ソーシャル・ディスタンスを保ちつつ、対面レッスンを再開し、8月2日には、大きな多目的ホールを借り、生徒さんを2つのグループに分けて、完全入替制で発表会を行うことにしました。

一度は延期と決め、例年使っている会場をキャンセルしたのですが、大阪の状況を踏まえ、やるなら今しかない!と急に決断したので、生徒さんの反応は「えーーーーexclamation×2」だったと思いますあせあせ(飛び散る汗)

急展開した大きな理由は、参加者には受験生がいて、この発表会を最後に、少しお休みする予定だったから。。彼の演目は即興で、自分の描いた畳一畳分くらいの絵の前で、演奏をすることになっています。なかなか思うようなイメージに演奏が追い付かないらしいのですが・・・かといって練習しているのかというと、多分していないような気が・・・ふらふら

どんなイメージなのかを尋ねると、「もっと切ない感じで」なのだそう。その言葉に心を動かされましたよ。。思春期で、母親とは言葉もまともに交わさないような少年が、「切ない感じで弾きたい」と言ってくれることに感動し、ありがたいなぁと感じました。

元々、自分の世界を持っている彼で、無意識の中にあるものをアートで表現していると感じています。彼の絵は、「これを描こう」と思って描くのではなく、どうなっていくのかわからないけれど、描いているうちに、段々と何かができていくのだそうです。これって、アートセラピーでやっていること、そのものじゃないかと。。そして、そこに表れている彼の世界は、誰がなんと言おうと、とてもとても美しいのです。私の心に伝わってきます。なんとか、この絵のイメージを音でも表現できるとよいのですが・・・。

というか、まだ絵は仕上がっていなくて、間に合うかどうかわからないらしいあせあせ(飛び散る汗)まぁ、そういうもんですよねー(笑)

色々な心配もありますが、このまま感染者が増えないことを祈りつつ、あとひと月、皆さんのお尻をぺんぺんしていこうと思っています。




平野有希のHP:http://y-hirano.skr.jp/
障がいをお持ちの方への音楽アトリエ:http://y-hirano.sakura.ne.jp
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posted by YUKI HIRANO at 15:57| レッスン

2020年06月08日

自己の中心の感覚

皆さん、こんにちは。
少しずつ、人の動きが出てきていますね。

新型コロナウイルスの影響で、経済的、物理的、精神的な面で、気を遣ったり、頭を悩ませたり、不安になることも多いのではないかと思います。

日常でも、人との距離を取らなければいけない状況で、これまで当たり前に過ごしてきた、普通の何気ない日常の有難さを感じるという毎日でもあるように思います。

この期間に、私自身、個人的に、感情が揺さぶられるということが、何度かありました。そのような強い感情反応を感じたのは、何年ぶりのことなのだろうと思いました。10年くらいかな・・・?

セラピーやヒーリングを学びながら、自分の癒しに取り組んできたはずなのに、このような反応が出るということに愕然とし、全く成長していないのではないかexclamation&questionと、一瞬思いましたがく〜(落胆した顔)

でも、ふと、「あの時とは違う」ということに、気がつきました。外部の状況に感情が揺れることがあっても、自分の土台の部分に安定感があるということに気がついたのです。これがあるから、何かがあっても、感情が揺れても、戻ってこられる、そういう自分にとっての「Home」が自分の内側にある感覚です。10年前、20年前にはなかった「自己の安定した感覚」が、揺れている中でも、今、自分の中に確かにあることを感じられたことは、とても嬉しいことでした。

そして、また同時に、色々な人に支えてもらっていることも、感じています。気にかけてくださる方々からのご連絡、オンラインで声のヨガを行ったことで、出会った方々からいただくメッセージにも、心が和らいだり、活動への原動力が湧いてきたりします。ありがとうございますぴかぴか(新しい)

私もまた、お返しができるように、進んでいきますね。




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posted by YUKI HIRANO at 13:14| 日々の出来事

2020年05月11日

家でヴァイオリンを!?

皆さん、こんにちは。
緊急事態宣言が出されてから、生活が一変したという方も多いことと思います。

私も、全てのヴァイオリン・レッスンをオンラインに切り替え、対面でしかレッスンが出来ない方については、暫くの間、レッスンをお休みしてもらっています。

10年くらい前から関わっている自閉症のMくんも、その一人。対面でのレッスンしか難しく、お休みとなっています。

彼は、家では一切ヴァイオリンを出さないし、弾かないので、私と会う時が唯一、彼にとってのヴァイオリンの時間だったんです。どうしているだろう?と気になっていたのですが、そんなある日、お母さまからメールをいただきました。

緊急事態宣言が出されてから、作業所の利用自粛要請もあり、自宅待機をされているとのこと。その代わりに、運動・家事・教養・文化などを考慮してプログラムを作り、毎日時間通りに実行しているとexclamationさすが、Mくんのお母さんやなーと思っていましたら、続きがありました。

「文化としては、バイオリンの練習を入れています。毎日予定の時間がくると、自発的に準備をして全曲を45分かけて練習しています。」とのこと。えーーーー???

このMくんとのレッスンの時間は、いわゆる一般的なレッスンとは異なり、その場を一緒に共有し、彼のリズムを尊重し、安全に見守りながら、ヴァイオリンに触れてもらう、そういう時間だと思っているので、家での練習はしなくてもいいと思っていました。お母さんが家で弾いてみるように促しても、やらないという話も聞いていましたし・・・。

ただ、この先、お母さんも年を取ってこられていますし、彼が施設に入ったりした後、ヴァイオリンはどうなるんだろうな・・?ということが、気にはなっていました。彼にとって、どうでもよいものであるならいいのですが、音楽が好きな彼なので、、、、もしヴァイオリンも気に入っていることの一つだったら、どうしていけばいいんだろうと思っていました。

この自粛生活で、作業所に行けず、いつも参加していた様々なイベントにも行けず、なぜ行けないのか、その意味もわからなくて、不安だったかもしれないなと思いますが、お母さんが作ってくれたプログラムに合わせて生活できるようになり、自発的にヴァイオリンを準備をして、弾くようになったなんて、、、ホントにすごいなーと感じています。

そして、家で弾いたことがなかった彼が、自発的に弾くようになった・・・もし、ヴァイオリンが気に入っているなら、この体験を思い出して、いずれ施設に入った後も、こんな風に自発的に出来るといいなと・・そんな風に思いました。

しかし、毎日45分も練習しているなんて!!自閉症の方は、繰り返すことを好むことも多いので、彼はレパートリーが多いのですよ。何ケ月も弾いたら飽きると言う人も多い中、彼は10年間弾き続けている曲もあるのですから!

脱帽です☆



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posted by YUKI HIRANO at 21:42| ヴァイオリン&フィドル